中部テレコミュニケーション、地域スタートアップ支援のCJSへ出資

中部テレコミュニケーション株式会社(本社:名古屋市中区、代表取締役社長:中島弘豊、以下、ctc)は、地域課題解決型スタートアップ企業へ投資するファンド、「Central Japan Seed Fund 投資事業有限責任組合」(本社:名古屋市中区、設立・運営:株式会社MTG Ventures、代表取締役:藤田豪、以下、CJS)に出資することを発表しました。この出資はctcの新たなオープンイノベーションプロジェクト「next ctc!!」の一環であり、スタートアップ企業との協業を通じて新たなビジネス創出と社会課題の解決を目指します。

ctcは、中部地域にて自社の光ファイバーケーブルを用い、法人のお客さまには超高速・低遅延・大容量のネットワークサービスを、個人のお客さまには光インターネットサービス「コミュファ光」を約100万世帯に提供しております。今回の出資は、新たな事業共創の一環として2021年8月から開始された「next ctc!!」の取り組みの一部であり、優れた技術を持つスタートアップ企業との協業を強化することが期待されています。

CJSは、株式会社MTG Venturesが設立・運営する、中部地域を中心に、地域課題を解決するスタートアップ企業への投資を行うファンドです。ctcの出資により、CJSはシード期から中長期にわたり出資者と共に支援し、中部地域の新産業の創出および既存産業の発展に貢献することを目指しています。

プレリリースより引用

ctcの新たな取り組み、スタートアップのプロダクト実用化への支援

ctcは、通信インフラ(ネットワーク、クラウド、データセンター)、法人・個人のお客さまの販売チャネル、eスポーツ施設、24時間365日の運用体制などのアセットを活用し、スタートアップ企業のプロダクトの早期実用化を支援します。これは、新たなビジネススキームの創出とともに、社会課題の解決およびお客さまさまの新たな価値の提供を目指しています。

next ctc!!」は、「次世代技術×通信」を軸に新規事業をコラボデザインするプロジェクトです。このプロジェクトを通じて、ctcは中部地域のお客さまへ提供する通信サービスに、スタートアップ企業の技術や視点を取り入れ、イノベーション共創を推進しています。

株式会社MTG Venturesは2018年に設立され、未上場企業への投資を行うコーポレートベンチャーキャピタルとして活動しています。CJSの無限責任組合員である同社の存在が、地域課題解決型のスタートアップ企業への投資活動において重要な役割を果たしています。

これからもctcとMTG Venturesは、地域課題を解決するスタートアップ企業への投資を通じて、中部地域の新産業創出と既存産業の発展に向けた取り組みを続けていくことを明らかにしました。