株式会社ジェイテクトが株式会社プロドローンに出資。社会課題を解決する産業用ドローンの開発をより一層推進

株式会社プロドローン(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:戸谷俊介、以下 PRODRONE)は、株式会社ジェイテクト(本社:愛知県刈谷市、取締役社長:佐藤和弘、以下 JTEKT)を引受先とする第三者割当増資を実施しました。2023年2月から技術協力を開始して以来、両社は協力関係を深めています。今回の出資により、社会課題を解決する産業用ドローンの開発を一層推進することが期待されます。

PRODRONEは、産業用ドローンの開発・販売を手がけている企業であり、推奨ペイロード20kgのマルチコプター「PD6B-Type3」や、2時間飛行可能で耐侯性に優れたヘリコプター型「PDH-GS120」などを開発・生産しています。さらに、現在開発中の50kg搭載して50km飛行する「空飛ぶ軽トラ」の開発も進めており、平時の物流だけでなく、南海トラフ地震などの災害時緊急物流インフラを担うことを目指しています。

一方、JTEKTは、約30の国・地域におよそ150の子会社と5万人の従業員を擁し、自動車部品事業において世界シェアNo.1のパワーステアリングをはじめとし、ベアリングや工作機械などの製造・販売も行っています。技術進化が加速し、人々のライフスタイルが刻々と変化する現代社会において、同社は各事業やグループ会社の持つ製品や技術、顧客、仕入先などの多様性を活用し、独創的かつ画期的な製品を良質廉価で提供することを目指しています。

強化された協力関係で挑む、産業用ドローン市場の拡大

今回の出資によって、両社は技術や市場開拓の面で連携を強めることができるとされています。PRODRONE代表取締役社長である戸谷俊介氏は、「JTEKTの最先端技術を搭載したPRODRONEの次世代大型ドローン『空飛ぶ軽トラ』の開発を進めていきます」とコメントしており、ますます技術的協業を深める方針が明らかにされています。この結果、社会課題を解決する産業用ドローンの開発が一層加速されることが期待されます。

また、両社の協力関係が強化されることにより、それぞれの技術やノウハウを共有し、相互に学び合うことが期待されます。このように、両社の連携によって、技術革新や市場拡大が促され、産業用ドローンの更なる発展が期待される状況です。

さらに、JTEKTにとっても、PRODRONEとの協業により、ドローン技術を活用した新たな事業展開や、環境・安全性を追求した製品開発につながる可能性があります。このように、両社の強力な連携によって、技術革新や市場拡大が促され、産業用ドローンの更なる発展が期待される状況です。

今回の出資に関する詳細な金額や出資比率は公表されていませんが、両社が連携を強化し、産業用ドローン市場の成長を牽引する存在となることが期待されています。今後の両社の動向が、産業用ドローン業界における大きな注目ポイントとなりそうです。